【レシピ】記念日に父親が作る簡単ローストビーフの作り方を伝授する
結婚記念日にローストビーフを作ってやりました。今年のキャンプでマスターしたレシピを思い出しながら家でやったら結構大成功したので家庭用のレシピとしてメモしておきます。奥さんとの結構記念日やお子様の誕生日などの記念日にピッタリなので是非とも作ってやってください。難しそうですが誰でも簡単にできちゃうよ。それでは早速いってみましょう。
お肉を用意する
お肉は牛もも肉を準備しましょう。スーパーへ行ってもこのような塊り肉がない場合が多いので、私は前日に近所のスーパーのお肉コーナーへ電話をして塊り肉を用意しておいて欲しいと伝えます。たぶん大体のところでやってくれるでしょう。キャンプの時から何度も電話でお願いをしていたおかげでお肉コーナーの担当の方と仲良くなってしまいました。
今回は250グラムを2つ用意しました。
調味料
調味料は塩コショウでいいと思いますが、最近よく売っているハーブ入り系のやつがいいと思います。あとニンニクの風味が加わっているやつがあるとなおOK。今回は我が家にあるそれっぽい調味料を全部集めてみた。
なんでもOK。
グレイビーソースの下ごしらえ
グレイビーソースとは肉汁をベースにしたイギリスでスタンダードなソース。これから肉をローストしていくわけですが、最終的に肉汁がドバドバ出ます。そしてその肉汁とすりおろした玉ねぎとニンニクを加えて煮込むのです。
玉ねぎは半ぶんでOKです。
下味をつける
牛もも肉に先ほどの調味料を適当に振りかけ、素手でもみこみます。この時お肉は常温で。冷たいままでは上手くいかないので、面倒でも常温に戻してからもみこみを開始してください。
調味料を刷り込んだお肉はラップに包んで20分ぐらい寝かせます。
ルクルーゼでロースト開始
さあ、いよいよお肉をローストしていきますよ。ルクルーゼは熱効率が良いので、ローストビーフなどを作るのには最適なお鍋です。
青のルクルーゼ。
中火で鍋を温め、オリーブオイルを入れましょう。オイルが温まったらスライスしたニンニクを入れます。
焦げないように炒めたら、ニンニクを取り出します。
先ほどラップで寝かしておいたお肉を取り出し、このガーリックオイルで断面だけを丁寧に焼いていきます。焦がさないようにね。
重量があるのでトングがあるといいよ。
いったんお肉を取り出します。ここで必ず「もうこの状態でいいから食いたい!」という衝動に駆られますが、ぐっと我慢してください。
美しい。
肉を取り出した後、オリーブオイルをちょっと追加して、ざく切りにした玉ねぎと人参を敷き詰めます。その上に先ほど取り出したお肉を乗せてふたをします。この状態で約10分。中火でお願いします!
ふたを開け、竹串を中心までさして抜きます。竹串の先っちょをほっぺにあててほんのり暖かければOKとしてください。
ここでお肉をアルミホイルの上に取り出します。
包んで約40分寝かします。
実はこの時グレイビーソースの素になる肉汁がだくだくに出てきます。それを逃さないようにアルミほいるは丁寧に丁寧に包んでおいてください。
グレイビーソースを作ってみる
ルクルーゼに残っている野菜を取り出します。アルミホイルから出てきた肉汁をルクルーゼに戻し、すりおろしておいたニンニクと玉ねぎを入れます。そのあとに赤ワインと醤油を適当に入れます。味を見ながらなのであえて分量とかは気にしないで。最後に蜂蜜を入れて一煮立ちさせたら完成だ!
結構簡単に作れるので是非チャレンジしてみてください。
器に入れたらテーブルの上でスタンバッテおいてください。
盛り付け
ローストビーフの醍醐味は、肉の塊というダイナミックなビジュアルから、一枚づつ丁寧に切り分けていく姿にあると思っております。よくホテルのビュッフェなどで見られる光景ですね。それをご家庭でも是非再現してみましょう。あ、美味しくたべるコツはできるだけ薄く切ることです。覚えておいてください。
テーブルの上で父が息子と妻に切り分けるのです。
お皿に盛り付けたら完成です。腹をすかせた奥様と子供達が飛びついてきましたよ。グレイビーソースは是非シェフ(父)自らがかけてあげてくださいね。
最後に
仕事で凝り固まった頭をほぐすのは料理をすることが一番だと最近気づき始めました。これからも父親らしい料理を腹ペコ野郎どもへ振舞ってやろうと企んでおります。