CD屋さんが予想以上にノスタルジーな雰囲気を醸し出していたよ
先日、金山アスナルにある「BANANA RECORD」に行ってきました。CD屋に行くこと自体、すごい久しぶりだったのですが、昔よく通っていたCD屋さんの雰囲気がまだそこにはあり、なんつーか、なつかしいやら、たのしいやらで、とってもノスタルジーな時間を過ごすことができました。
いまさら言うことではありませんが、音楽を取り巻く環境は進化しており、iTunesやらスマホやら海外のラジオが聴き放題のアプリやらYouTubeやらのおかげで、音楽を聞くという行為がなんというかアンビエント化しており、手を伸ばせばすぐそこに自分好みの音楽があり、無料で聞いたりその場で購入したり、家だろうが通勤中であろうが、どこにいてもそれらの音楽がクラウド環境からダウンロードできて聞ける環境というか時代です。それはそれで非常に便利でやめられない素晴らしい体験なのですが、今回のように、わざわざCD屋さんに足を運んでほしい物の中から迷ったあげく1つに絞ってお金を払ってCDを買うって行為は単純に懐かしく、ちょっとノスタルジックな感覚に陥ったりして楽しめました。
目的へたどり着くまでのイレギュラーさが楽しい
デジタル化されデータベース化された世界ではユーザーがその目的にたどり着くまでの距離が圧倒的に短いわけで、それはそれですごくありがたいことなのですが、イレギュラーな出会いというか衝突というのが起こりにくくなります。CD屋さんであれば、その時の店員さんとかバイトのおにーちゃんとかおねーちゃんとかの好みで流れてる音楽が違ったりして、その雰囲気にのまれてそれがすごく良く聞こえたりして、新たな発見というか変化がおこったりもします。これも貴重な体験だったりするわけです。
そんなわけでBANANA RECORDにはこれからもちょくちょく足を運んでみたいと思いました。また昔よくCD屋に足を運んでいた30代後半世代の人でノスタルジーに浸りたい人はぜひ!
ちなみに気付いたら調子に乗って大学時代に良く聞いていたエルトンジョンのCDをかってました。♪Daniel is travelling tonight on a plane I can see the red tail lights heading for Spain♪