自分の小さな「箱」から脱出する方法
家族や同僚、友人や恋人、生きていく上で避けては通れないのが人との付き合い。
自分を守るために必死になって、気づけば相手を傷つけるようなことを言ったり、不愉快な思いをさせてしまうことは誰にでもあると思います。
これはすべて「自己欺瞞」が原因だとある本を読んで気づきました。
「自分の小さな「箱」から脱出する方法」
【送料無料】自分の小さな「箱」から脱出する方法 [ アービンジャー・インスティチュート ] |
この自己欺瞞についてわかりやすく書かれた本を自分なりに要約してみました。
自己欺瞞=箱に入る事
自分が何かしようと思ったにも関わらず、それをしなかった。
「それを自分への裏切り」と呼ぶ。
「裏切り」を行うと、それを自己正当化しようという視点で物事を見る。そのような視点で物事を見ると、世の中を歪んだ視点で見てしまう。
そうすると、人は箱の中にはいってしまう。
時がたつにつれ、箱は自分の性格となり、常にいくつもの箱を持ち歩くようになる。
箱に入った状態だと他人をも箱にいれてしまう。
箱に入ったもの同士は他人を攻撃しあう。間違った部分を探し、指摘し、自己正当化の材料にしようとする。他人が間違った事、ミスをしてくれないと、自己正当化ができないので、あえてそうなるようにしむけるようになる。
箱の中にいる人は実際の成果よりも、人からどう見られているか(自分自身)に目がいってしまっている。
他人のあらをさがすようになり、自分の長所を過大評価してしまう。
たいていの場合、人は他人の事を物として見ている。それでは一生箱の中。相手も自分と同じ一人の人間と見なし、本気で相手の為に何かをしてあげようと考え、その行為を裏切らない。そうすれば箱から出る事ができる。
自己欺瞞という箱から飛び出せば、自分自身のものさしで幸せを測る事ができるようになる。そして他人へ貢献する事こそが自分の幸せだと気づき、周りの人を巻き込み幸せの循環が始まるのだと思います。
人間関係がギクシャクしている人は読む価値ありです。