いまさら人に聞けない!3分で分かるジェームズ・アレン「原因と結果の法則」
私「原因と結果の法則」という本が好きで、悩んだり仕事がうまく行かない時なんかはよく読み返したりしています。
なんかこの本って世界中で聖書の次に多く読まれている本なんだそうですが、まあ結論から言えば読んでおいて損はない。で、ぜひ多くの人に読んでほしいと思い、読む前にどんな事が書かれているのか知りたい人へ向けて分かりやすく説明したいと思います。
「原因と結果の法則」とは?
スイカの種からメロンは実りません。これは自然の法則で誰でもわかりますよね。実は人間も同じで、不純な思い(種)は不純な行いという花を咲かせ、不純な実(環境)を実らせるという「法則」にしたがっています。幸せは不純な思いの種からは実らず、清く正しい思いの種からしか実らないと。。まあ、これがものすごーく大雑把に言ってしまった「原因と結果の法則」です。
身近な例に置き換えてみます。
「おれがモテナイのはこんな顔に生んだ親が悪いんだ・・・」
原因:モテナイ原因を顔や親のせいにするという、後ろ向きで不純な思い
↓
結果:一生モテない
「こんな顔のオレだけどきっと分かってくれる人はいるはずだ!」
原因:いつかは分かってくれる人がいるはずという純粋で前向きな思い
↓
結果:いつかきっと素敵な女性と出会える
こんな感じでしょうか。
すぐれた園芸家は、庭を耕し、雑草を取り除き、美しい草花の種を蒔き、それを育みつづけます。同様に、私たちも、もしすばらしい人生を生きたいのなら、自分の心の庭を掘り起こし、そこから不純な誤った思いを一掃し、そのあとに清らかな正しい思いを植えつけ、それを育みつづけなくてはなりません。
※本文より抜粋
本著の中ではそんな心の中にある思いを園芸にたとえています。こんなイメージをもって自分の日々の思いを見直してみるといいかもしれません。
でも、私たちがそうなるためには、まず、自分の内側で機能している「原因と結果の法則」をはっきりと認識しなければなりません。そしてその認識は、みずからの試みと経験と分析によってのみもたらされます。
※本文より抜粋
これらの思いの巡らせ方は、初めから備わっている基本機能じゃなく、自らの手で研究と実験を重ね習得できるスキルだと著者は言っております。こういう思考回路が鍛われば、「原因と結果の法則」のスキルが身につき、きっと今以上に多くの幸せを感じる環境の中で生きる事ができるはずです。
まとめ
今自分が置かれている環境が自分の納得のいくものではないという人たちは、まず自分の「思い」を変えましょう。そうしないと、いつまでたっても同じ結果しか得られません。それは「原因(思い)と結果(環境)の法則」に従って常に普遍なのです。そして、自分の環境の悪さをほかの人たちのせいにするのをやめ、自分の中で変わろうという強く気高い思いの種を芽生えさせる事ができれば、原因(思い)と結果(環境)の法則に従って、自然と良い結果が付いてくるのではないでしょうか。
以上、3分で分かるジェームズ・アレン「原因と結果の法則」でした。